L'Arc〜en〜Ciel 30th L'Anniversary アマゾンプライムビデオ
１２月２３日にアマゾンプライムビデオで配信された『L'Arc〜en〜Ciel30th L'Anniversary』でラルクのライヴを久しぶり観た。
５万人の人がライヴを観に来たそうだ。人気のあるアーティストだから大したことではないのかもしれないけど、どこかの市民人口と同じくらいのひとたちが同じ目的で一つの場所に集結したのかと考えるとびっくり。市長の演説を全市民が聞きに集まるような感じだよなぁと考えながら映像に見入ってしまった。
そしてしみじみと思った。やっぱり私はラルクの音楽が好きだなと。心に風がふいてデトックスされる。少しだけ足取りが軽くなる。そんな効果がある。
過去に私がラルクの音楽が好きだと言ったときに、さかりのついた猫の鳴き声みたいだと言う人がいたけれど、私にはそんな風に聴こえた事はなかったので驚いた記憶がある。
私の中では、弱々しい優しさの中にある悲しみみたいな、強い怒りの中にある反抗心みたいな、相反する感情が一つの音楽の中に感じられる。それが私の中の世界とリンクするからラルクの音楽が好きなのだ。
多感で孤独な１０代のころ、ラルクの音楽に出会い心を動かされ、興味を持ち始めラルクの音楽を追いかけていつも聴いていた。
ラルクの音楽の中に浸り、私の中にある世界を絵に表現することで、自分の居場所を保っていたのだと思う。とても支えられていた。
そのあとにもさまざまなアーティストの素晴らしい音楽に出会い、感動とインスピレーションをもらって助けられた経験は幾度となくあったけれど、やっぱりラルクは私の中で生きる支えの一つであって、とても大切な存在だったのだと、今回それを思い出させてくれた。
誰かにとって取るに足らない物であっても、誰かにとってはとても大切な宝物であったりする。
それを肝に銘じて日々を生きていこうと思う。
ラルクありがとう。これからもラルクの音楽を聴き続けていこう。
アマゾンプライムは月額５００円。一度も加入したことがなければ、３０日間は無料です。
YouTubeドラマ「おやじキャンプ飯」
「おやじキャンプ飯」は、YouTubeドラマであるが、Amazonプライムビデオでも観ることができる。
ストーリーは、近藤芳正さんが演じるおやじさんが一人でキャンプ生活をしているところに、突然の来訪者がやってくる。おやじさんは元中華料理店の亭主なだけあって、来訪者に中華鍋を使って料理を振る舞う。来訪者たちは余計な事を言わない口数少ないおやじさんに懐いて、そこに長居してしまう。
宇宙にいる娘とテレビ電話で会話をするが、地球の地面にテントを張って生活している自分との間に縮めることができない距離を感じる。
といった印象のストーリーで、一話の長さが丁度良い。
川の流れる音、森のざわざわした音、鳥のさえずり。
薪の燃える音や料理の音など、聞いていると落ち着く音ばかりでBGMにもなるドラマ。
そして、映像が綺麗。カメラワーク、カメラアングルが観ていて疲れない。映像にも癒される。
キャンプしたいけど、時間が作れない。
そもそも、外に出たくない。
そんな方たちにぴったりのドラマだと思う。
私は、このドラマを観ておやじさんと一緒にキャンプしている気分になってます。
「ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪」シーズン1
映画「ロード・オブ・ザ・リング」の物語より前の時代のお話をドラマ化した「ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪」がアマゾンのオリジナルドラマとして配信されている。
元々、カウチポテトで映画を観るのが好きだった私が、子育てに追われるうちに「そんな時間などない！」と映画を観たり本を読んだりという自分のための時間を捨ててしまった結果、疲れ切って楽しむ事を忘れた人間になってしまった。
なので、時間が少しでもできると何もせずに静かにダンゴムシになっていたいとこもってしまう。
だけど、こもってもまったく満たされないし、癒されないし、元気なんてまったくでない。
そんな私に、「そうだ、私は映画を観るのが好きだった。」と、その事を思い出させてくれたAmazon Prime Video。
その中でも「力の指輪」は疲れ切った私の中で、何かに夢中になる心が目覚めるきっかけになった。
夢中になると満たされていくし、癒されていく。なんだかわからないけど。
ストーリーは詳しくはわからないけれど、ガラドリエルを演じるモーフィット・クラークの美しさと衣装や建築物の美しさに魅了され、物語の世界に夢中になってしまう。
そして、登場人物たちの心情の変化の危うさに、観ている自分も心が揺さぶられる。
シーズン1を観終わった感想は、とにか美しいがあふれている！
シーズン２の制作は始まっている様子だけど、配信の時期などはまだ未定。
「映画は好きだけど、映画館に行って観るほどの時間も気力も無い。」なんてお方は、Amazon Prime をお勧めします。月々５００円で人目を気にする事無くカウチポテトでマイシアター。
ガラドリエルは、冷たさと温かさ、優しさと厳しさ、残酷さと慈愛。美しいだけではなく恐ろしく近寄りがたい。自然そのもの、そんな印象を持つ。
「力の指輪」のガラドリエルは、若さゆえの鋭く尖った恐ろしさを持ち、「ロード・オブ・ザ・リング」のガラドリエルは、長い年月のなかで多くを体験した深い恐ろしさみたいなものを感じる。
それが彼女の虜になってしまう、魅力の一つ。
プライムビデオで観ることができるロード・オブ・ザ・リングは、プライム会員だと現在は無料で観ることができる。久しぶりに観たのだけど、変わらず美しい世界が広がっていた。けれど、３時間近くは長い。長いけれど、プライム会員特典があるので、気にせず途中で止めても、また続きから観れるし、何回でも見直せるし、最高だ。
